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つめ(爪) つめ

百科事典マイペディアの解説

つめ(爪)【つめ】

爬虫(はちゅう)類,鳥類(後肢だけ),哺乳(ほにゅう)類および昆虫などの指先に形成される板状または鉤(かぎ)状物。表皮細胞の角質(ケラチン)化した皮膚の付属物という意味では毛や爬虫類の鱗に似る。形により霊長類のひらづめ(扁爪),多くの哺乳類,鳥類,爬虫類のかぎづめ(鉤爪)および有蹄類の(ひづめ)の三つに分けられる。 ヒトのつめはひらづめに属し,露出している部分を爪(そう)体,皮膚の中に埋没している爪体の基部を爪根という。つめの下層は爪床で,表皮胚芽層と真皮からなる。爪床の後部を爪母といい,ここから爪体が作られ前上方に押し出される。1日に約0.1mmのびる。新生したつめの組織がまだ十分に角質化していない部分は白色の半月状で爪半月と呼ばれる。
→関連項目表皮

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世界大百科事典 第2版の解説

つめ【つめ(爪)】

昆虫の脚や脊椎動物の指の先端部に形成される硬い先のとがった塊で,脚や指の先端を保護し,歩行などの運動を助ける働きがある。四肢がある脊椎動物のつめは,表皮性の硬い角質(主成分はケラチン)からなり,両生類では,熱帯アフリカのツメガエル渓流生のサンショウウオ幼生などにわずかに見られるのみであるが,爬虫類,鳥類,哺乳類ではほとんどつねにみられ,走ったり,木に登ったりする際の滑り止めや,穴を掘る道具として役だつほか,武器にもなる。

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