ツヤコガ(読み)つやこが

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ツヤコガ」の意味・わかりやすい解説

ツヤコガ
つやこが / 艶小蛾

昆虫綱鱗翅(りんし)目ツヤコガ科Heliozelidaeの総称はねの開張4~10ミリメートルの微小種で、頭、胸、前翅の表面は金属光沢に輝く種が多い。前翅外縁と後翅の縁毛は非常に長い。世界中に分布し、日本では10種知られている。幼虫は潜葉性で、葉の中にすんで食べるので、種ごとに独特の食痕(しょくこん)ができる。雌の産卵管は強く骨化し、植物の組織内に産卵するのに適するようになっている。クリの葉を食べるクリチビツヤコガ、ノブドウブドウの葉に潜るブドウツヤコガ、ヤマアジサイの葉につくアジサイツヤコガ、ミズキの葉に潜るキンモンツヤコガなどが知られている。成虫は主として陽光の下を活発に飛ぶ。

[井上 寛]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む