ティベスティ高原(読み)ティベスティコウゲン(その他表記)Tibesti Massif

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ティベスティ高原」の意味・わかりやすい解説

ティベスティ高原
てぃべすてぃこうげん
Tibesti Massif

アフリカ北部、サハラ砂漠南東部のチャド北西端(一部はリビアニジェール)にある高原。中・古生代の主として砂質の堆積(たいせき)岩類が削り出された上に、新生代の火山岩がところどころを覆う。南東部にある最高峰エミ・クーシ山(3415メートル)は、サハラ砂漠でもっとも高い。山頂部一帯では、乾季夜間凍結が生じるほど低温となる。一方、雨季には地形性の降雨があるので、河谷が刻まれオアシスが発達している。

[田村俊和]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む