20世紀西洋人名事典 の解説
テオドーア・M. ニューカム
Theodore Mead Newcomb
1903 -
米国の社会心理学者。
ミシガン大学教授。
ロック・クリーク生まれ。
大学卒業後、1926年コロンビア大学で学位を取得。リーハイ大学、ウェスタン・リザーブ大学を経て、’34年よりビニストン大学で教鞭をとる。その後’41年ミシガン大学に移り、’46年教授。態度変容、準拠集団の関連を調査したベニントン研究などの実証研究、バランスの概念を複数の個人間の相互作用に適用したABXモデルを発表するなどの業績を残した。主な著書に「対人知覚の課程」(’61年)、「社会心理学」(’65年、共著)等。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報