テクノスーパーライナー(その他表記)techno super liner

デジタル大辞泉 「テクノスーパーライナー」の意味・読み・例文・類語

テクノ‐スーパーライナー(techno super liner)

運輸省(現国土交通省)の主導の下に、海上輸送の高速化をはかる目的で、平成元年(1989)から研究開発が進められてきた次世代超高速船。性能は速力50ノット(時速約93キロメートル)、貨物積載重量1000トン、航続距離500海里(約930キロメートル)を目標とし、実験船2隻、実用船1隻が建造された。実用船は平成18年(2006)頃に東京と小笠原諸島を結ぶ航路に就航する計画であったが、採算上の問題から中止された。TSL

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「テクノスーパーライナー」の意味・わかりやすい解説

テクノスーパーライナー
techno super liner

従来船舶の2倍以上の航行速度 50kn,貨物積載量 1000tを目指す超高速船をいう。長距離トラックや航空貨物物流主役の座を奪われてしまった海運業の再活性化をはかるとともに,造船業浮上もねらったもので,運輸省 (現国土交通省) の指導のもと造船大手7社がテクノスーパーライナー技術研究組合を設立。実用化の目途がついたことを受け国土交通省は,2002年にテクノスーパーライナーを保有,管理する新会社を設立させた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む