テクムセ(その他表記)Tecumseh(Tecumthe; Tecumtha)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「テクムセ」の意味・わかりやすい解説

テクムセ
Tecumseh(Tecumthe; Tecumtha)

[生]1768. オハイオ,オールドピクア
[没]1813.10.5. オンタリオ,テムズ川付近
アメリカインディアンのショーニー族族長。雄弁な軍事指導者であり,オハイオ渓谷への白人侵入に抵抗し,インディアン諸民族の大同盟を唱えた。 1805年より北部から南部に広がる諸民族の大同団結を訴え,各地を説得して回り,アメリカ=イギリス戦争 (1812) に際してはイギリス軍と結んで戦い,常時 2000~3000人のインディアン戦士を指揮した。インディアン=イギリス連合軍はデトロイトに侵攻したアメリカ軍を包囲,降伏させ,13年4月には W.ハリソン将軍指揮下の 1000人のアメリカ軍を襲撃し,戦死 500人,捕虜 150人という壊滅的損害を与えた。しかし,同年 10月のテムズ川の戦いでテクムセは戦死し,彼の死とともにインディアン連合国家の夢もついえた。 (→ティペカヌーの戦い )  

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「テクムセ」の解説

テクムセ
Tecumseh

1768~1813

アメリカ白人の西方進出に対抗すべく,五大湖周辺からメキシコ湾岸に至る先住民諸部族間に団結を説いてまわったショーニー族の指導者。テムズ川の戦いでハリソン将軍に敗れて戦死し,以後先住民諸部族の大同盟構想は潰(つい)え去る。

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