ディングラー(その他表記)Dingler, Hugo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ディングラー」の意味・わかりやすい解説

ディングラー
Dingler, Hugo

[生]1881.7.7. ミュンヘン
[没]1954.6.29. ミュンヘン
ドイツの哲学者,数学者。 1920年ミュンヘン,32年ダルムシュタットの各大学教授。自然科学認識論基礎づけたが,操作主義立場にたち,自然科学的認識は認識行為の過程であり,測定の結果は測定装置に依存するとした。主著自然哲学の基礎』 Die Grundlagen der Naturphilosophie (1913) ,『自然哲学の歴史』 Geschichte der Naturphilosophie (32) ,『方法論的哲学』 Grundriss der methodischen Philosophie (49) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android