ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「デウスデディツス」の意味・わかりやすい解説
デウスデディツス
Deusdeditus
[没]618.11.8. ローマ
ローマ出身の第68代教皇(在位 615~618)。聖人。アデオダツス1世 Adeodatus Iとも呼ばれる。在位中,イタリアはランゴバルド族に占領されており,ビザンチン帝国によるたび重なる攻撃も成果がなかった。教皇グレゴリウス1世(在位 590~604)とボニファチウス4世(在位 608~615)は,教区付き司祭よりも修道士(→修道会)を重視していたが,デウスデディツスはその方針を覆した。祝日は 11月8日。
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