デウスデディツス(その他表記)Deusdeditus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「デウスデディツス」の意味・わかりやすい解説

デウスデディツス
Deusdeditus

[生]?. ローマ
[没]618.11.8. ローマ
ローマ出身の第68代教皇在位 615~618)。聖人。アデオダツス1世 Adeodatus Iとも呼ばれる。在位中,イタリアランゴバルド族に占領されており,ビザンチン帝国によるたび重なる攻撃成果がなかった。教皇グレゴリウス1世(在位 590~604)とボニファチウス4世(在位 608~615)は,教区付き司祭よりも修道士(→修道会)を重視していたが,デウスデディツスはその方針を覆した。祝日は 11月8日。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android