デッサウ-ヴェルリッツの庭園王国(読み)デッサウヴェルリッツのていえんおうこく

世界遺産詳解 の解説

デッサウヴェルリッツのていえんおうこく【デッサウ-ヴェルリッツの庭園王国】

2000年に登録された世界遺産(文化遺産)。デッサウとヴェルリッツはドイツ中北部の町で、エルベ川支流沿いに位置する。この庭園はヨーロッパ大陸で最初に造られた英国式庭園とされる。レオポルドフリードリヒフランツ(1740~1817年)により造園が始められたのは1765年頃で、造園家はヨハン・フリードリヒ・アイザーベック。庭園にあるルソー島はジャン・ジャック・ルソーが埋葬されたエルムノンヴィルの島を模したものである。また神殿宮殿など多くの建物が庭園の敷地内に建造されており、これらは中央ヨーロッパの建築に影響を与えた。◇英名はGarden Kingdom of Dessau-Wörlitz

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android