デハール城(読み)デハールジョウ

世界の観光地名がわかる事典 「デハール城」の解説

デハールじょう【デハール城】

オランダの首都アムステルダムの南30km、ユトレヒト(Utrecht)の郊外にある19世紀の城館。同国で最も人気のある歴史的建造物の一つである。ユトレヒト駅からバス、またはタクシーで15~30分ほどの場所にある。この城は、13世紀ごろ、ファン・ザイレン家の城として建設されたが、17世紀にフランス王ルイ14世により攻撃されるなど、絶え間ない戦争の中で廃墟となり、1890年にこの城を相続したエリーネ・ファン・ザイレン男爵が、アムステルダム中央駅などを設計した建築家カイパースに依頼して、古い城壁を生かしながらネオゴシック様式で復元・再建した。19世紀末の豪勢なインテリアで、フランドルのタペストリーやペルシャ絨毯(じゅうたん)、ルイ14世調の家具や調度品、日本の大名籠や東洋の花瓶などのコレクションが展示されている。跳ね橋やバラの花が咲く広大な庭園がある。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

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