デジタル大辞泉 「トリガー産業」の意味・読み・例文・類語 トリガー‐さんぎょう〔‐サンゲフ〕【トリガー産業】 《trigger industry》国や地域の経済成長を引っ張っていく産業。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「トリガー産業」の意味・わかりやすい解説 トリガー産業トリガーさんぎょうtrigger industry 国や地域などの経済が活性化し,成長していく先導役を果すことのできる産業をトリガー (引き金) 産業という。日本では九州が「シリコンアイランド」といわれたことがある。半導体は超小型・軽量で飛行機を使って輸出できるために,空港が整備され労働力が確保しやすい九州に半導体工場の進出が相次いで,トリガー役を果すことが期待された。トリガー産業が育つには,労働力や市場の確保といった基本的条件だけでなく,発展を持続するため関連産業の集積なども必要になる。大分県が始めた「一村一品」運動は,自治体ごとに特徴のある特産物を作り,地域経済を浮揚させようというもので,形を変えたトリガー産業の考えといえよう。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by