現代外国人名録2016 「トーマスハンプソン」の解説
トーマス ハンプソン
Thomas Hampson
- 職業・肩書
- バリトン歌手
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1955年6月28日
- 出生地
- ワシントン州スポーケン
- 本名
- Hampson,Walter Thomas
- 学歴
- 東ワシントン大学,南カリフォルニア大学
- 受賞
- 国際クラシック音楽アワード男性歌手賞(第2回,1993年度)
- 経歴
- 教会のシスターが最初の声楽の先生で、後にエリーザベト・シュワルツコプに師事。1981年メトロポリタン歌劇場主催のコンクールに優勝し、同年ドイツでオペラ・デビュー。’86年「フィガロの結婚」の伯爵役でメトロポリタン歌劇場にデビュー。以後、スカラ座、ウィーン国立歌劇場など欧米の歌劇場に出演。’84年にはロンドンのウィグモア・ホールでリート歌手としてもデビュー。’88年ザルツブルク音楽祭、’90年サンフランシスコ歌劇場に出演。モーツァルト、プッチーニ、ドニゼッティなどをレパートリーに持ち、叙情性としなやかさを売りものにしている。得意役に「ドン・ジョヴァンニ」「ドン・カルロス」「アムレット」「タイス」など。’94年からザルツブルク音楽祭では、引退したフィッシャー・ディースカウに代わり、ドイツ・リートのリサイタルを任されている。好奇心が旺盛で、音楽、アールヌーボー様式、哲学、目新しい薬や医学療法に興味を持つ。’88年、’97年、2003年来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報