ドイジ(その他表記)Doisy, Edward Adelbert

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ドイジ」の意味・わかりやすい解説

ドイジ
Doisy, Edward Adelbert

[生]1893.11.13. イリノイヒューム
[没]1986.10.23. ミズーリ,セントルイス
アメリカの生化学者,生理学者。 1923年セントルイス大学教授,24年同地のセントメアリー病院の生化学部長を兼任,E.アレン (1892~1943) と協力して卵巣ホルモンの有効因子の抽出成功。 29年エストロンを抽出し,36年にはエストラジオールを発見。 39年2種類のビタミンKを分離,これをビタミン K1 ,K2 と命名し,さらに両者の構造決定,K1合成に成功した。この一連の仕事で,ビタミンKの発見者であるデンマークの H.ダムとともに,43年ノーベル生理学・医学賞を受賞した。

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百科事典マイペディア 「ドイジ」の意味・わかりやすい解説

ドイジ

米国の生化学者。ミズーリ州セント・ルイスのワシントン大学教授。1929年エストロン(エストロゲン)の結晶化に成功,またホルモン一般の代謝などを研究。1939年,ビタミンK1,K2の分離,合成に成功した。1943年ノーベル生理医学賞。

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