20世紀西洋人名事典 「ドゥミトルブギッチ」の解説
ドゥミトル ブギッチ
Dumitru Bughici
1921 -
作曲者。
ヤーシ生まれ。
レニングラード音楽院でヴォロシーロフに作曲を師事。交響曲、室内楽、声楽曲等を手がける。コンガ、ルンバ、ブルースなどのジャズ的要素を取り入れた「シンフォニア第1番」(1967年)、独特のリズムで曲を展開し、抒情性と劇的な表現を現代風にアレンジした「劇的対話」(’67年)等の他、「ヴァイオリンソナタ」(’53年)、管弦楽とヴァイオリンの「協奏的バラード」(’69年)がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報