ドレスデンフィルハーモニー管弦楽団(読み)ドレスデンフィルハーモニーかんげんがくだん

改訂新版 世界大百科事典 の解説

ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団 (ドレスデンフィルハーモニーかんげんがくだん)
Dresdner Philharmonie

1870年ドレスデンで,新築された商工会館ホールで合奏を行ったのがこの楽団結成の由来である。その会館にちなんでゲウェルベハウス管弦楽団と名付けられたが,1915年に現名に改称した。同楽団は1934-42年常任指揮者をつとめたケンペンPaul van Kempen(1893-1955),第2次大戦後,再興にあたったボンガルツHeinz Bongartz(1894-1978)により基礎を固めた。74年からケーゲルHerbert Kegel(1920-90)が常任指揮者を務める。ドイツ伝統に支えられた重厚な演奏を特徴とし,レパートリーはドイツ古典派・ロマン派を得意とする。
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デジタル大辞泉プラス の解説

ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団

ドイツのドレスデンを拠点とするオーケストラ。1870年に設立。主な指揮者はクルト・マズア、ギュンター・ヘルビッヒ、ヘルベルト・ケーゲルなど。

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