病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版 「ドロキシドパ製剤」の解説
ドロキシドパ製剤
ドプス(大日本住友製薬)
ドプスOD(大日本住友製薬)
ドロキシドパ(共和薬品工業、マイラン製薬、日医工、日医工ファーマ、ファイザー)
神経のはたらきを活発にするノルアドレナリンという物質の量を増やす作用がある薬で、ヤール重症度ステージⅢのパーキンソン病におけるすくみ足や立ちくらみ、シャイドレーガー症候群や家族性アミロイドポリニューロパチーにおける起立性低血圧、失神、立ちくらみ、起立性低血圧を伴う血液透析患者のめまい、ふらつき、立ちくらみ、
①過敏症状(
②幻覚、頭痛、めまい、食欲不振、口の渇き、吐き気・
③肝機能の異常、脈の乱れ、血圧の上昇といった副作用出現の有無をチェックするため、医師から検査が指示されることがありますので、必ず受けてください。
①細粒と錠剤で、症状により1回の服用量、1日の服用回数、服用時間、服用期間が違います。医師の指示を守ってください。
②問診の際に、持病・アレルギーや現在使用中の薬の有無を医師に報告してください。とくに過敏症をおこしたことのある人、
③薬によっては、モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤、三環系抗うつ剤、分娩促進剤、抗ヒスタミン剤、フェノチアジン系製剤、鉄剤などとの併用で副作用が現れたり、薬の作用が増強したり減弱したりすることがあります。
出典 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版について 情報