ナイニタール(読み)ないにたーる(その他表記)Naini Tal

デジタル大辞泉 「ナイニタール」の意味・読み・例文・類語

ナイニタール(Nainital)

インド北部、ウッタラカンド州の町。標高約2000メートルに位置し、ナイニ湖を中心集落が広がる。19世紀半ばに避暑地として建設中国との国境近く、インド軍の駐屯地がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ナイニタール」の意味・わかりやすい解説

ナイニ・タール
ないにたーる
Naini Tal

インド、ウッタル・プラデシュ州北部、ヒマラヤ山系のガガール山脈の谷間に位置する避暑地。集落は標高2000メートル前後の盆地にあるナイニ湖を取り巻くように分布する。人口3万8559(2001)。湖の北西部は1880年に地すべりによる大被害を受けた。夏季気温は20℃以下で、ヨット遊び、ハイキングに適し、冬季には湖上スケートが盛んで多くの観光客が集まる。

[林 正久]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ナイニタール」の意味・わかりやすい解説

ナイニタール
Naini Tāl

インド北部,ウッタルプラデーシュ州北部の町。シバーリク山脈の南斜面,標高 1950mに位置。 1841年に避暑地として建設され,夏季には州政府がおかれる。中国との国境に近く,軍事的にも重視され,大規模な兵営がある。人口2万 9831 (1991) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android