デジタル大辞泉 「ナジカニジャ」の意味・読み・例文・類語 ナジカニジャ(Nagykanizsa) ハンガリー西部の都市。クロアチア、スロベニアとの国境に近く、古代よりアドリア海沿岸を結ぶ交易路の中継地だった。中世にはハンガリー王国のオスマン帝国に対する防衛拠点が置かれた。1930年代に油田が見つかり、同国における石油産業の中心地となった。ビールの名産地。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ナジカニジャ」の意味・わかりやすい解説 ナジカニジャなじかにじゃNagykanizsa ハンガリー南西部にある都市。人口5万2106(2001)。クロアチア、スロベニアを経て、イタリアのトリエステに通ずる古代からの交通の要衝。ビール・果実酒の醸造、ガラス工業のほか、石油・機械工業がある。中世には城下町として栄え、オスマン・トルコに抗した古戦場。[古藤田一雄] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例