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なまこ壁 なまこかべ

家とインテリアの用語がわかる辞典の解説

なまこかべ【なまこ壁】

塗りの仕上げの一種。平らな瓦(かわら)を壁に張りつけ、目地(めじ)の部分は漆喰(しっくい)を盛り上げた形に塗ったもの。雨や風などに強く、土蔵腰壁(こしかべ)などに用いる。目地が縦横に通っているものや、斜め格子のものがある。◇漆喰目地の盛り上がった形が、海鼠(なまこ)に似るところから。

出典|講談社家とインテリアの用語がわかる辞典について | 情報

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

なまこ壁

平らな瓦を壁に張り、継ぎ目をしっくいでかまぼこ状に盛り上げた壁。瓦は黒、しっくいは白が一般的。防火性が高く、土蔵や商家、劇場などに使われた。岡山県倉敷市の街並みや、東京都港区にある慶応義塾の三田演説館(重要文化財)が知られる。

(2017-06-09 朝日新聞 朝刊 2経済)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」朝日新聞掲載「キーワード」について | 情報

とっさの日本語便利帳の解説

なまこ壁

福島県喜多方市や岡山県敷市、静岡県松崎町など土蔵の多い町でよく見かける壁塗りの一工法。壁に平瓦を並べて打ち付け、瓦の目地に漆喰をかまぼこ形に盛り付け、斜め格子などの模様を造る。その目地の形が海鼠(なまこ)に似ていることからの名前。装飾的な目的だけでなく、耐火や雨水を防ぐ役割もあった。

出典|(株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について | 情報

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