ナミビア理事会(読み)ナミビアりじかい(その他表記)Council for Namibia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ナミビア理事会」の意味・わかりやすい解説

ナミビア理事会
ナミビアりじかい
Council for Namibia

1966年の第 21回国連総会決議により,ナミビアに対する南アフリカ共和国委任統治は終了し,同地域は国連の直接の責任下におかれたが,その福祉のため 67年の第5回特別総会で設置された機構当初は南西アフリカ理事会と呼ばれたが,68年ナミビア理事会と改称。同理事会は,(1) ナミビアを独立にいたるまでできるだけ多数の住民参加のもとに施政する,(2) 普通選挙による立法議会が設置されるまで施政に必要な法律命令行政規則を制定するなどの権限を総会から委任され活動を行なったが,90年3月ナミビアの独立実現により解散した。構成国は 90年の時点で 31。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む