ニェシャワ法典(読み)ニェシャワほうてん(その他表記)Statuty nieszawskie; Nieszawa Statutes

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ニェシャワ法典」の意味・わかりやすい解説

ニェシャワ法典
ニェシャワほうてん
Statuty nieszawskie; Nieszawa Statutes

ニエシアフ特許状とも呼ばれる。 1454年ポーランドカジミエシ4世ヤギェロンチクによって成立した法典。これにより戦時における国王の総動員令,新税の賦課などは地方議会承認が義務づけられ,特にドイツ騎士団との戦争地位を向上させたシュラフタ階級は,その特権的身分確立。ポーランドにおける『マグナ・カルタ』に相当する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android