現代外国人名録2016 「ニコラサルコジ」の解説
ニコラ サルコジ
Nicolas Sarkozy
- 職業・肩書
- 政治家 フランス国民運動連合(UMP)党首 元フランス大統領・内相・財務相
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1955年1月28日
- 出生地
- パリ
- 本名
- Sarközy de Nagy Bosca,Nicolas Paul Stéphane
- 学歴
- パリ大学卒,パリ政治学院卒
- 経歴
- ハンガリー移民2世。1977年からフランス共和国連合(RPR)中央委員会委員。党首も務めた。弁護士を経て、’77〜83年フランス中西部のヌイイ・シュル・セーヌ市議、’83年より市長。’88〜93年、’93〜95年、’97年〜2007年下院議員。この間、1993〜94年予算担当相、’94〜95年文化・通信相を経て、2002〜2004年内務・治安相(内相)、2004〜2005年経済・財務・産業相。2004年11月与党・国民運動連合(UMP)党首に就任。2005年6月ド・ヴィルパン内閣の内相に就任。国民の人気が高く、2007年5月初の女性大統領を目指したセゴレーヌ・ロワイヤル元環境相を破り、大統領に当選。同月就任。フランス史上初の移民系大統領で、第二次大戦後生まれとしても初の大統領となった。2009年6月フランス国民議会(下院)と元老院(上院)の合同会議で演説、大統領の議会への出席は161年ぶりとなる。タカ派で親英米派として知られた。2012年5月大統領決選投票で社会党のオランド第1書記に敗れる。2014年11月のUMP党首選で勝利し、党首に復帰。2007年10月セシリア夫人と離婚、国家元首の離婚はフランス第5共和制で初めてのことだった。2008年ファッションモデルでシンガー・ソングライターのカーラ・ブルーニと結婚。元妻、前妻との間に3人の子供があり、2011年10月カーラ夫人が女児を出産。任期中に大統領が父親になるのも第5共和制では初めて。同年、大統領選に勝利するまでの軌跡を描いた映画「ラコンケット(征服)」が公開され、話題を呼んだ。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報