20世紀西洋人名事典 「ニコラスペブスナー」の解説
ニコラス ペブスナー
Nikolaus Pevsner
1902.1.30 - 1983.8.18
英国の美術史家,建築史家。
元・ロンドン大学教授,元・ケンブリッジ大学教授。
ドイツ出身。
ライプチヒ、ベルリン、ミュンヘン、フライブルクの各大学で学び、バロック、マニエリスムを研究。1928年からゲッティンゲン大学で教鞭を取り近代に焦点を移す。’33年ナチスを逃れて英国に亡命、「近代運動の開拓者たち」(’36年)、「ヨーロッパ建築序説」(’42年)を著し国際的名声を確立。’44〜69年ロンドン大学教授となり、’49〜55年はケンブリッジ大学教授を兼任。建築雑誌「アーキテクチュラル・レビュー」「ペリカン美術史叢書」の編集者として活躍。著書に’68年「美術・建築とデザインの研究」等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報