ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ニーマン」の意味・わかりやすい解説
ニーマン
Nieman, Johannes Edewin
[没]?
オランダの長崎出島商館長。ロンドン,パリで地理学を学び官吏となって東インドに渡り,スマトラ,バタビアに勤務してのち,1835年長崎に商館長として着任,38年まで在任。この間 38年の江戸参府に際して,渡辺崋山と面接してヨーロッパの政情,学芸について語った。『鴃舌或問 (げきぜつわくもん) 』がその記録である。
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