デジタル大辞泉 「ネットボール」の意味・読み・例文・類語
ネット‐ボール(net ball)
2 テニス・バレーボールで、サーブがネットに触れて相手コートに入ること。テニスではレット(サーブのやり直し)となる。バレーボールでは、以前はサーブ無効となったが、現在では有効とされており、試合が続行される。
[補説]1は、1900年前後の英国で考案された。当初プレーヤーは女子に限られていたが、近年は男子も含めて行われている。
翻訳|netball
ボールを用いて2チームが競うスポーツの一つ。イギリスを中心にその関係諸地域に普及している競技のほか,日本の小学校では別種のゲームがネットボールの名で行われている。前者はバスケットボールの一つの変型として1900年前後にアメリカからイギリスに伝えられ,主として女子学生のスポーツとして発展した。コートは幅50フィート(15.24m),長さ100フィート(30.48m)で,長辺を3等分したエリアに分けられる。両端中央のゴールポストの高さ10フィート(3.05m)のところに直径15インチ(38.1cm)のネットつきリングを設ける。ゴールポストから半径16フィート(4.88m)の半円を描いてシューティングサークルとする。1チームは7人からなり,各人はボールを手にしているいないに関係なくプレーするエリアが制限され,ゴールシューターまたはゴールアタックのみがシューティングサークルに入ってゴールすることができる。ボールは同一または隣接エリアにのみ投げられる。試合時間1時間の得点で勝敗を決める。日本のネットボールは高さ2mほどのネットをはさんで,二つのチームがボールをやりとりするもの。バレーボールと似ているが,ボールはキャッチして投げ返す。コートの外からネット越しに相手コートへボールを投げ入れ,相手チームはそのボールが地面に落ちないうちにキャッチし,その場から投げ返す。パスは3回までとし,3回以内で相手コートに入れればよい。チームの人数は9人から12人で行うことが多い。
執筆者:薗田 碩哉
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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