ネルソンフレイレ(その他表記)Nelson Freire

現代外国人名録2016 「ネルソンフレイレ」の解説

ネルソン フレイレ
Nelson Freire

職業・肩書
ピアニスト

国籍
ブラジル

生年月日
1944年10月18日

出生地
ボア・エスペランサ

学歴
ウィーン音楽院

受賞
エディソン賞(オランダ),ディヌ・リパッティ・メダル(ロンドン),リオデジャネイロ国際ピアノコンクール第1位〔1957年〕,ヴィアナ・ダ・モタ国際コンクール第1位〔1964年〕

経歴
リオ・デ・ジャネイロに移住し、ニセ・オビーノ、ルチアブランコ師事。1957年12歳でリオデジャネイロ国際ピアノコンクール優勝。’57〜59年ウィーン音楽院でブルーノ・ザイデルホーファーに、その後、ブリュッセルでステファン・アスケナーゼに師事。’59年から南米の各地で演奏活動。’64年リスボンのヴィアナ・ダ・モタ国際コンクールで優勝。その後ヨーロッパでも活動し、’66年西ドイツにデビュー。’68年ロンドンデビュー。’69年にはニューヨーク・フィルと共演して米国デビューし、世界的に知られる。ロマン派および母国の作曲家ビラ・ロボスを得意とする。アルゲリッチとのデュオでも知られる。最新CDに「ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番〈皇帝〉&ピアノ・ソナタ第32番」(SHM)、「ショパン:ピアノ協奏曲第2番、〈英雄ポロネーズ〉、他」(SHM)など。1971年初来日。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 「ネルソンフレイレ」の解説

ネルソン フレイレ
Nelson Freire


1944.10.18 -
ブラジルのピアノ奏者。
ボア・エスペランサ生まれ。
4歳で公開演奏を行い才能を発揮し、その後ニセ・オビーノ、ルチア・ブランコに師事。1957年給費留学生に選ばれウィーン音楽院に留学し、名教師ザイドルホーファーに師事。’59年から南アメリカ各国で演奏活動を開始。’64年リスボンのヴィアンナ・ダ・モータ国際コンクール第一位入賞。その後’68年ロンドン・デビュー、’69年ニューヨーク・デビューで世界的に知られる。’71年初来日以来数回来日。’81年中国へ演奏旅行。表情の豊かな情熱的な演奏で、ロマン派および母国の大作曲家ビラ・ロボスを得意とする。レコードチャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第一番」等がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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