デジタル大辞泉 の解説 ノルトライン‐ウェストファーレン(Nordrhein-Westfalen) ドイツ西部の州。州都はデュッセルドルフ。人口は国内で最も多い。旧西ドイツの首都ボンのほか、ケルン、ドルトムント、エッセンを擁する、同国の商工業の中心地域。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説 ノルトラインウェストファーレン〔州〕ノルトラインウェストファーレンNordrhein-Westfalen ドイツ西部の州。州都ジュッセルドルフ。 1946年に,従来のラインラント州北部とウェストファーレン州が統合,翌年これにリッペデトモルト州が加わって,最終的に1州となった。州域は,自然地理的には北ドイツ低地とライニッシェスシーファーゲビルゲおよびウェーザー山地の3地域に大別される。これら山地の北縁には,肥沃なレスの堆積する地帯があり,アーヘン,ケルン,エッセン,ドルトムント,ゾースト,パーダーボルンなどの都市が発達した。また,ライン川に沿っては,ボン,ケルン,ノイス,ジュッセルドルフ,デュースブルクなどの都市列がみられる。中央部の,ルール川とリッペ川の間のルール地方では,19世紀中頃以降,ルール炭田を基盤に,鉄鋼,化学などの工業が発達し,近年は,石油,自動車,電気機器工業も加わって,ドイツの中核的工業地帯を形成している。面積 3万4086km2。人口 1787万2763(2010推計)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by