デジタル大辞泉 「ノンカイ」の意味・読み・例文・類語 ノン‐カイ(Nong Khai) タイ北東部、イサーン地方の都市。ノンカイ県の県都。ラオスとの国境となるメコン川沿いに位置する。歴史的に、たびたびラオ族のランサン朝とアユタヤ朝の支配を受けた。メコン川の両岸をタイ‐ラオス友好橋が結び、共通の経済圏・生活圏を構成。交通の要地であり、周辺では稲作が盛ん。ノーンカーイ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ノンカイ」の意味・わかりやすい解説 ノン・カイのんかいNong Khai タイ北東部の都市。同名県の県都。メコン川右岸に位置する。人口5万9776、同名の県の人口は88万3704(2000)。メコン川はタイとラオスを分ける国境線であるが、歴史的には川の両岸を結び付ける役割を果たしてきた。人々は両岸を往来し親類縁者が両岸に分かれて住んでいる場合も多い。メコン川を中心に両岸は同一の文化圏を構成する。交通の要衝で、商業が盛んである。周辺は農業地域で、低平な土地は水田に利用される。[友杉 孝] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例