ハイチのコレラ被害

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ハイチのコレラ被害

2010年1月、ハイチマグニチュード(M)7・0の地震が襲い、同年10月以降、コレラによる死者が続出した。遺族らは昨年、国連ハイチ安定化派遣団のネパール部隊が、コレラ菌に汚染された水を川に流したのが原因などとして、国連を相手に損害賠償を求める集団訴訟をニューヨーク連邦地裁に起こした。国連はこれに先立ち、感染源調査のため独立専門家委員会を設置。11年5月に公表した報告書で、感染拡大の要因は複合的とし、ネパール部隊が感染源との断定は避けた。(ニューヨーク共同)

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