ハゼラン(その他表記)Talinum crassifolium; coral flower

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハゼラン」の意味・わかりやすい解説

ハゼラン
Talinum crassifolium; coral flower

スベリヒユ科の一年草。熱帯アメリカ原産で,日本には明治初期に渡来し,庭園に植えられる。茎は直立して高さ約 60cm,円柱形,緑色で軟らかく無毛。葉は互生し緑色肉質,長さ5~7cmの倒卵形,全縁で先がややとがり基部は次第にせばまって葉柄となる。夏,茎の先で多数分枝して大型の円錐花序をつくり,紅色の小花を多数つける。花柄は糸状で長い。萼片は2片あるが脱落する。花弁は5枚で萼片より長い。おしべは約 10本,花柱は3岐する。蒴果は球形,乾皮質,径約 4mmで赤熟し,小突起のある種子が詰る。熱帯,亜熱帯に広く野生化している。

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