ハナガガシ(読み)はなががし

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ハナガガシ」の意味・わかりやすい解説

ハナガガシ
はなががし / 葉長樫
[学] Quercus hondae Makino

ブナ科(APG分類:ブナ科)の常緑高木。枝は細く滑らか。冬芽は細長く、黄褐色。葉は長さ8~14センチメートル、幅3センチメートル、上半部に小さな芒(のぎ)状鋸歯(きょし)があり、基部は短い葉柄に移行する。両面とも緑色で、葉質は日本産カシ類ではもっとも薄い。そのため細脈は明瞭(めいりょう)で、主脈が両面に浮き出る特徴がある。果実アカガシツクバネガシに似るが、殻斗(かくと)の褐色の毛は目だたない。四国、九州の暖帯林にまれに分布する。

[萩原信介 2020年1月21日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

夏の暑さに体が慣れること。数日から数十日間で起こる短期暑熱順化と、数年または数世代にかけて起こる長期暑熱順化とがある。→寒冷順化[補説]近年では、冷房設備の普及にともない短期暑熱順化が起こりにくくなっ...

暑熱順化の用語解説を読む