最新 地学事典 「ハリモンド型分離器」の解説
ハリモンドがたぶんりき
ハリモンド型分離器
Hallimond’s magnetic separator
磁気分離器の一種。強さの異なる電磁石を通常5~9個,強さの順に円形に配列し,各電磁石は磁極を下にし,下部が同一平面に並ぶようにする。電磁石の数より一つ多い皿の上に漏斗から試料が少量ずつ供給され,それが磁石の下を弱いほうから順次通過する。電磁石は試料皿が真下にあるときに電流が通じ,通過すると電流が断たれる。したがって試料中の磁性の強いものは誘引されて電磁石に付着し,試料皿の通過後,下の受皿に落ちる。この操作が電磁石の弱いほうから順次行われ,各受皿にはそれぞれ一定の磁化率の鉱物が集まる。各電磁石の強さは独立に調節できる。分離の精度はアイソダイナミックセパレーターより劣る。
執筆者:嶋崎 吉彦
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

