病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版 「ハンチントン病治療剤」の解説
ハンチントン病治療剤
《テトラベナジン製剤》
コレアジン(アルフレッサファーマ)
ハンチントン病に伴う舞踏運動(不規則で踊るような手足・胴体の不随意運動)の治療に用いる薬です。
①
②傾眠、パーキンソニズム、アカシジア(じっとしていられない)、睡眠障害、落ち着きのなさ、気力低下、鎮静、便秘、体重増加、肝機能検査値の異常などがおこることがあります。こうした症状が現れたときは、医師に相談してください。
①錠剤で、1日2~3回の服用です。1日の服用時間・服用回数、服用期間については医師・薬剤師の指示を守り、かってに中止したり、減量・増量しないでください。
②この薬の成分に対して過敏症の既往歴のある人、自殺念慮・自殺企図、不安定なうつ病・うつ状態、重い肝機能障害のある人、モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤を使用中または使用中止後2週間以内の人、レセルピン製剤を使用中または使用中止後3週間以内の人には使用できません。
③ほかの薬を使用する必要が生じたときは、事前に医師に相談してください。
④使用中にねむけが現れることがあるため、自動車運転や危険を伴う作業は避けてください。また、服用中は禁酒を守ってください。
出典 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版について 情報