ヒュパチア(その他表記)Hypatia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヒュパチア」の意味・わかりやすい解説

ヒュパチア
Hypatia

[生]370頃.アレクサンドリア
[没]415. アレクサンドリア
アレクサンドリアの新プラトン派の代表的哲学者。アレクサンドリアの数学天文学の学者であったテオンの娘。プラトン,アリストテレスらについて講義したといわれるが,異教の宣布者としてキリスト教徒に惨殺された。プトレマイス司教となったキュレネシュネシオスは彼女の最も著名な弟子。『スイダス』にいくつかの数学,天文学的著作の表題があるが,いずれも残存していない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む