ビアフラ(読み)びあふら(英語表記)Biafra

翻訳|Biafra

デジタル大辞泉 「ビアフラ」の意味・読み・例文・類語

ビアフラ(Biafra)

ナイジェリア南東部の地域旧称。1967年に東部州がナイジェリア連邦からの分離独立を宣言し、1970年まで内戦ビアフラ戦争)が続いた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ビアフラ」の意味・わかりやすい解説

ビアフラ
びあふら
Biafra

西アフリカ、ナイジェリア南東部の地域の旧称。現在のアナンブラ、イモ、クロスリバー、リバーの四州にあたる。1967年、東部ナイジェリアがナイジェリア連邦から分離、独立を宣言した際、国名ビアフラ共和国と称したことで知られる。2年半の内戦ののち、70年同共和国は敗れ解体された。現在のナイジェリアではビアフラの地名は使われていない。

[島田周平]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android