ビアフラ(読み)びあふら(その他表記)Biafra

翻訳|Biafra

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ビアフラ」の意味・わかりやすい解説

ビアフラ
びあふら
Biafra

西アフリカ、ナイジェリア南東部の地域の旧称。現在のアナンブラ、イモ、クロスリバー、リバーの四州にあたる。1967年、東部ナイジェリアがナイジェリア連邦から分離、独立を宣言した際、国名ビアフラ共和国と称したことで知られる。2年半の内戦ののち、70年同共和国は敗れ解体された。現在のナイジェリアではビアフラの地名は使われていない。

[島田周平]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android