ビエルスコビアワ(その他表記)Bielsko-Biała

デジタル大辞泉 「ビエルスコビアワ」の意味・読み・例文・類語

ビエルスコ‐ビアワ(Bielsko-Biała)

ポーランド南部の都市。カトビツェの南約50キロメートル、カルパチア山脈北麓に位置し、ビスワ川の上流ビアウ川を挟んでビエルスコとビアワの両地区を中心に構成される。古くから繊維業で知られ、現在も自動車工業が盛ん。中世ゴシック様式の教会ほか、19世紀末のアールヌーボー様式の建築物が多く残る。近郊にスキーリゾートが点在する。ビェルスコビャワ

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関連語 ゴシック様式

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ビエルスコビアワ」の意味・わかりやすい解説

ビエルスコ・ビアワ
びえるすこびあわ
Bielsko-Biała

ポーランド南部、シロンスク県の都市。人口17万9314(2000)。ビスワ川最上流、カルパティア山脈を構成する西ベスキド山脈北麓(ほくろく)の商工業中心地。13世紀以来の古い商業町で、ガリツィアからモラビアチェコ)への交易路にあたる。1946年ビアワ川を挟むビエルスコとビアワが合併し、自動車(フィアット主力)、各種機械、繊維(毛織物麻織物)の各工業を主とした工業都市へ急成長した。

山本 茂]

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