ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ピニョン」の意味・わかりやすい解説
ピニョン
Pignon, Edouard
[没]1993.5.14. ウール,クチュールブッセイ
フランスの画家。鉱山労働者であったが,1927年パリに出て彫刻とデッサンを学び,やがて絵画に専念するようになった。ピカソとレジェに強い影響を受けた。 50年までは鉱山労働者たちとその生活を画題として描き,52年からグアッシュ画を制作。その後,強い色彩による抽象的な作風で戦争や闘争をテーマに制作する。主要作品『ピンク色の帆』 (1948) など。
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