最新 地学事典 の解説
ファン・デル・ワールスけつごう
ファン・デル・ワールス結合
Van der Waals bond
原子価が飽和している分子が凝集する場合に働く弱い結合力をいう。これは原子に付随する電子がもつ瞬間的な双極子モーメントの相互作用に基づくものである。ファン・デル・ワールスカが支配的な結晶ではイオン密度がゼロの所が大部分である。このような結晶を分子性結晶という。比較的低温で昇華しやすく,融点も低い。α-硫黄はこの例である。
執筆者:嶋崎 吉彦
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

