20世紀西洋人名事典 の解説
フィリップ・エドワード トマス
Philip Edward Thomas
1878 - 1917
英国の詩人。
ジョージ朝詩人の一人。オックスフォードで歴史を学ぶ。その後ケントの田舎で貧乏暮らしをして自然を愛し、地誌、伝記を多数発表。8冊の詩集「オックスフォード」(1903年)、「美しいウェールズ」(’05年)等は簡潔な文体で田園生活の感情を生き生きと表現し、現代的な感覚を滲ませている。作品は他に「スウィンバーン」(’12年)など多数。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報