フムス(その他表記)Al-Khums

デジタル大辞泉 「フムス」の意味・読み・例文・類語

フムス(ḥummuṣ)

中東料理の一。水煮したヒヨコマメオリーブオイルやレモン汁などを加え、ペースト状にしたもの。パンにつけて食べる。

フムス(Al Khums)

ホムス

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フムス」の意味・わかりやすい解説

フムス
Al-Khums

リビア北西部,トリポリタニア地方北部の都市。地中海に面し,トリポリから海岸沿いに約 100km東南東に位置する。トルコ人が建設し,1870年頃からイギリス人がエスパルト草 (パルプ原料) の栽培を始めて以来,注目されてきた。マグロ加工,エスパルト圧縮,石鹸などの工場があり,ナツメヤシオリーブ油,漁業の市場がある。町の約 3km東に古代ローマの遺跡レプチス・マグナがある。

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百科事典マイペディア 「フムス」の意味・わかりやすい解説

フムス

リビア北西部,地中海岸の港湾都市。トリポリの東南東約100km,商業観光中心地。古代フェニキアの港として知られ,ローマ時代にも繁栄し,当時の寺院劇場浴場などの遺跡がある。20万人(1990)。

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