20世紀西洋人名事典 「フランシスクロワッセ」の解説
フランシス クロワッセ
Francis de Croisset
1877 - 1937
フランスの劇作家。
ブリュッセル生まれ。
本名Wiener Franz。
当初新聞に寄稿、詩集を出すなどの活動をするが、次第に劇作に専念。「シェリュバン」(1901年)でブールヴァール劇の人気作家となり、「幸福を、奥様方」(’05年)、「投網」(’14年)等軽喜劇を発表。第一次大戦後はロベール・ド・フレールと「帰還」(’20年)、「奇跡医者」(’25年)を合作。小説の分野では「セイロンの仙境」、「マラッカの夫人」(’26年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報