フランス,第二共和政(その他表記)Deuxième République

山川 世界史小辞典 改訂新版 「フランス,第二共和政」の解説

フランス,第二共和政(フランス,だいにきょうわせい)
Deuxième République

1848年,二月革命結果成立した共和政。革命直後から経済危機労働者動揺に悩まされ,六月暴動の発生,王党派の勢力増大など共和政は安定しなかった。人民主権三権分立大統領制を定めた憲法が成立したが,12月大統領に当選したルイ・ナポレオンは,51年クーデタを行って憲法を修正し,翌年帝位についたため,第二共和政は崩壊した。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む