六月暴動(読み)ろくがつぼうどう(その他表記)Journées de Juin

旺文社世界史事典 三訂版 「六月暴動」の解説

六月暴動
ろくがつぼうどう
Journées de Juin

1848年6月にパリで起こった社会主義者労働者の反乱
二月革命で設置された国立作業場政府が解散したことから,6月23日に労働者・社会主義者が蜂起し,陸軍大臣カベニャックは4日間にわたる凄惨 (せいさん) な戦闘ののち反乱を鎮圧した。双方死傷者は1万人以上に達し,捕らえられた反乱軍は死刑流刑強制労働などの極刑に処せられた。二月革命はこののち反動化した。

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「六月暴動」の解説

六月暴動(ろくがつぼうどう)
Journées de Juin

1848年6月,二月革命後も深刻化する経済危機と失業者増大なかで,新政府の労働者に対する敵対的態度と反動派の増大に不満を持ったパリの労働者が起こした反政府暴動。カヴェニャックにより鎮圧。

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