現代外国人名録2016 の解説
フランチェスコ クレメンテ
Francesco Clemente
- 職業・肩書
- 画家
- 国籍
- イタリア
- 生年月日
- 1952年3月23日
- 出生地
- ナポリ
- 学歴
- ローマ大学建築学専攻〔1970年〕中退
- 経歴
- 父は裁判官、母は画家という恵まれた環境に育つ。1971年ベネズエラ、ボリビアに旅行。のちインドにも滞在。この頃から作品を発表し始め、’80年代の初めに“新表現主義”の一旗手として一躍脚光を浴びる。イタリアのトランス・アバンギャルディア“3C”と呼ばれた作家の一人。ローマ、マドラス、ニューヨークにアトリエを持ち、絵画はもとよりクラブの壁画や極端に手の込んだ美しい限定本の制作に没頭する一方で、モデルとして「ルオモ・ヴォーグ」の表紙を飾るなど、ミステリアスで精力的、多作な作家として知られる。どのようなカテゴリーにも属さず、それでいて主流の一角を占める。’94年日本で初の大規模な個展開催。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報