デジタル大辞泉 「フーコック島」の意味・読み・例文・類語 フーコック‐とう〔‐タウ〕【フーコック島】 《Dao Phu Quoc》ベトナム南部、タイランド湾に浮かぶ島。キエンジャン省に属し、本土の沖合約40キロメートルに浮かぶ。同国最大の島であり、大半がフーコック国立公園に指定。主な町は西岸のユーンドン。コショウと魚醤ぎょしょうの一種ニョクマムの名産地。2000年代中頃から海岸保養地としての開発が進められている。プーコック島。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フーコック島」の意味・わかりやすい解説 フーコック島フーコックとうDao Phu Quoc タイ湾東部にある島。ベトナムのキエンジャン省に属する。カンボジア南岸から約 10km,ベトナム西岸から約 50kmと距離的にはカンボジアに近く,カンボジアが領有を主張してきた。面積約 550km2。地形は北東に向って次第に高くなり,最高点は標高約 600m。漁業基地として知られ,島民約3万人のうち半数は漁民である。またニョクマム (魚醤油) の一大産地で,大規模な製造工場がある。ほかに林業,採炭業,農業 (コショウ,カカオ,コーヒー,ココヤシ) などが行われる。中心集落は西岸のドゥオンドン。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by