フーベル(その他表記)Huber, Ulric

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フーベル」の意味・わかりやすい解説

フーベル
Huber, Ulric

[生]1636.3.13.
[没]1694.11.8.
オランダ法学者。ライデン大学で初め歴史,雄弁術を,のちに法学を講じ,1679年レーエバルデン地方裁判所判事。 17世紀のオランダの最もすぐれた学者で,特にローマ法,公法,民法にすぐれた業績を残した。なかでも国際私法に関して,属地法主義を主張してオランダ学派を確立。この理論は J.ストーリーに大きな影響を与え,今日の英米国際私法の理論的基礎となっている。主著『国家法論』 De jure civitatis (72) ,『市民法講義』 Praelectiones juris civilis (3巻,89~1701) 。

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