ブクリュウサイ(読み)ぶくりゅうさい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ブクリュウサイ」の意味・わかりやすい解説

ブクリュウサイ
ぶくりゅうさい / 茯苓菜
[学] Dichrocephala integrifolia (Ait.) O. Ktz.

キク科(APG分類:キク科)の一年草ブクリョウサイともいう。茎は直立し、高さ20~40センチメートル。茎下部の葉は長柄があって頭大羽状に中裂または深裂し、上部の葉は柄が短い。3~9月、茎上部に径2.5ミリメートルの頭花を総状につける。頭花は両性の筒状花と雌性の舌状花からなり、舌状花は小さく、1ミリメートルに満たない。痩果(そうか)は扁平(へんぺい)な広倒披針(ひしん)形で、冠毛はない。果実期、頭花は径4ミリメートルになる。八丈島四国、九州、沖縄、およびアジア、アフリカ、ヨーロッパの熱帯から亜熱帯に広く分布する。

[小山博滋 2022年4月19日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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