ブルーフィールズ(英語表記)Bluefields

デジタル大辞泉 「ブルーフィールズ」の意味・読み・例文・類語

ブルーフィールズ(Bluefields)

中央アメリカニカラグア東部の都市。南カリブ自治地域の主都カリブ海に面する港をもち、後背潟湖が広がる。同国有数の港湾都市名称は17世紀オランダの海賊ブルーフェルトに由来し、19世紀半ばまで英国保護領モスキトス海岸首都が置かれた。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブルーフィールズ」の意味・わかりやすい解説

ブルーフィールズ
Bluefields

ニカラグア東部,カリブ海沿岸の港湾都市。セラヤ県の県都。エスコンディド川河口の南,ベナド島によって遮蔽されたブルーフィールズ潟湖にのぞみ,東の砂州上に外洋に面した外港エルブルフがある。同国カリブ海側の主要港で,バナナ,マホガニーその他の家具材,エビ,ロブスターなどの冷凍魚介類を積出す。また東部の主要都市で,商工業中心地。市名は 17世紀にこの港を根拠地として利用したオランダの海賊ブルーフェルトに由来し,その後 1850年までイギリス保護領モスキトス海岸の首都とされた。エスコンディド川は河口から約 100km上流まで航行可能で,中流沿岸の河港ラマから西へ道路が延び,首都マナグアに通じる。人口1万 7721 (1985推計) 。

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百科事典マイペディア 「ブルーフィールズ」の意味・わかりやすい解説

ブルーフィールズ

ニカラグアの南東部の都市。カリブ海に注ぐエスコンディド川の河口に位置する。地名は17世紀にここを基地とした,オランダの海賊ブルーフェルトに由来する。1678年から1850年までは,イギリスの保護領モスキート海岸の主都であった。同国の最重要港で,木材,バナナ,魚類などを輸出する。エスコンディド川は100km内陸のラマまで航行可能で,さらに西の首都のマナグアまでは道路が通じている。人口3万7907人(2005)。

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