世界遺産詳解 「ブレナヴォン産業用地」の解説 ブレナヴォンさんぎょうようち【ブレナヴォン産業用地】 2000年に登録されたイギリスの世界遺産(文化遺産)で、ウェールズのカーディフ北東に位置する。18世紀末から19世紀、鉄鉱石と石炭の主要産地として繁栄し、最盛期には66万tもの鉄を鋳造して輸出した。周辺には現在も、高炉などの製鉄設備、石炭や鉄鉱石の鉱床、採掘現場、労働者のための住居、初期の鉄道などが保存されている。歴史上重要な史跡として評価され、世界遺産に登録された。◇英名はBlaenavon Industrial Landscape 出典 講談社世界遺産詳解について 情報