プッタラム(その他表記)Puttalam

デジタル大辞泉 「プッタラム」の意味・読み・例文・類語

プッタラム(Puttalam)

スリランカ西部の都市コロンボの北約130キロメートル、インド洋につながる潟湖せきこに面し、天然良港に恵まれる。13世紀頃からアラブ人交易拠点が置かれ、ジャフナ王国やキャンディ王朝の主要都市となった。漁業や製塩業が盛んで、ココナツプランテーションが広がる。プッタラマ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「プッタラム」の意味・わかりやすい解説

プッタラム
Puttalam

スリランカ西部の港町。プッタラム県の県都。コロンボ北方約 120km,プッタラム潟湖 (長さ 27km,幅 11km) の東岸位置。 13~14世紀にはアラブ人やインド人商人によるインド洋貿易の要地で,カンディー朝 (1592~1818) 時代西岸の主要港であった。現在は漁業が盛んで,国営の製塩所もある。人口約2万。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android